セレクトショップ販売員の日常

藤長我朗 東京在住 セレクトショップ販売員6年目の28歳。実の父である埼玉県在住の油絵画家:吉野光の作品を用いたアパレルブランド「Bright Man」の立ち上げを計画中。

文芸坐〜ある男女の物語〜

皆さま、こんばんは!

息子です。

 

本日はこちらについて…。

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池袋の名画座:文芸坐を描いた父の作品

を使用したトートバックです。

 

BASEにて販売開始しております。

¥3,700です!

 

さて、池袋文芸坐は今は建物も変わり、

新文芸坐と言う名称に変わっています。

 

父が描いたこちらの文芸坐は2作目です。

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渋くて趣きがあって私も大好きな作品です。

 

1作目は、旧文芸坐のオーナー様にお買い上げ頂いたとのこと。まだお持ちなんでしょうか。見てみたいです。

 

ここからは文芸坐にまつわるエピソードを。

私が大好きなエピソードを。

 

父は若い頃、文芸坐脇の喫茶店、その名も「文芸坐の喫茶店」に絵を展示して頂いてました。

 

20代前半でしょうか。

 

その喫茶店は作品の右下に描かれています。

 

母も時を同じくして、

文芸坐の喫茶店に通っていました。

 

ある夜、母は待ち合わせに遅れている友人と落ち合うために、喫茶店前のベンチに座っていたそうです。

 

するとそこへ酔っ払った父がやって来て、

何気なく会話が始まりました。

 

「絵を描いてるんです。そこに飾ってあります。」

 

そう父が言うので、

「今度見てみます。」

と母は返しました。

 

可愛らしい青年だと思ったらしいです。

 

住所を教えてくださいと父が言うので、

住所を交換してその日2人は別れました。

(住所の交換って僕ら世代には新鮮です…。)

 

後日、母は絵の感想を手紙で送りました。

 

父からの手紙には丁寧な文章で、酔っ払っていたことへの謝罪も書かれていたそうです。

 

そこから色々あり、

私が産まれることになります。

 

何だか、小説やドラマに出てきそうな物語だと思いませんか?

 

酔っ払っていても、自分が通う喫茶店に自分の絵が飾ってあることを伝えたかった父。

 

それを聞き、父の絵を見て素直に良いなと思って手紙を出した母。

 

茶店前のベンチが無ければ、今私はこうしてブログを書いていなかったかもしれません。

 

ロマンチックじゃないですか?

 

私からするとこの文芸坐を描いた作品は、

ものすごく物語性のある作品なんです。

 

大切な作品です。

 

1人でも多くの方に使って頂きたいです。

 

長文にお付き合いくださりありがとうございました。

 

タイトルは少しふざけました。

 

そしてそして、

近日中にクラウドファンディングに挑戦します。ご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します!

 

息子

 

#文芸坐