宝物は、ファッションの参考書
皆さま、こんばんは!
息子です🙋♂️
ということで…。
宝物ってなに?と聞かれると書籍が多いかもしれません。特に大事にしている書籍がこちら!
「WHAT'S NEXT?」
BEAMS40周年記念のプロジェクトの1つで出版された書籍です。
この一冊で、40年分の東京ファッションカルチャーが丸わかりという解説書。アパレル販売員で手に取った方も多いはず。
私も当時の部下に「買いなさい!」
と指示し、テストを作成したものです。
競合他社ですが(笑)
元々雑誌のPOPEYE(ポパイ)はビームスの商品を紹介する役割を担うカルチャー雑誌でした。本書もまた、ビームスとマガジンハウスとのコラボレーションというわけですね。
ポパイが物凄く素敵な雑誌なので、本書が素敵でないわけがありません。マガジンハウスさん 、流石です。
洋服好きなのですらすら覚えて、接客に自信が付いたスタッフもいました。
東京ファッションの歴史をまとめて振り返ることのできる参考書ですね。最高です。
イラストもあったりして飽きずに読めます。
ちなみに書店では既に入手困難で、古書が定価もしくはそれ以上の価格になっていたりします。
お持ちの方は大切にしてください!また、まだお持ちでない方は価格が高騰する前に是非入手してください!
¥1700〜購入できますね。
永久保存版ですよ!
古書の価格が高騰しているファッション関連の書籍は他にもあります。
私も中古で購入したこちらの書籍。先輩に勧められて購入しましたがとても面白く読めました。もちろん、スタイルは少々古いですが参考になります。
こちらの書籍を踏まえた、
アップデート版があります。
こちらです。
アイビー坊やが可愛い、アメリカントラッドの歴史を解説した書籍です。
AMETORA(アメトラ) 日本がアメリカンスタイルを救った物語 日本人はどのようにメンズファッション文化を創造したのか?
- 作者:デーヴィッド・マークス
- 発売日: 2017/08/18
- メディア: 単行本
現在は完売している書店が多いようですね。
日本のブランドが、アメトラのスタイル保存に欠かせない要員であったことを分かりやすく解説してくれています。
こちらもお持ちの方は大切になさった方がよろしいかと!
VANの紙袋、父が持っていて興奮しました。
書籍で勉強してからお店に見に行くという洋服好きの文化が、ネットで調べてネットで買うという文化に変わりつつある、というか変わってしまった昨今。
大切にしたい宝物です。
以上のような宝物たちを通して、このようなスタイリングに行き着くわけです…。
arou on Instagram: “SALE START! 明けましておめでとうございます。 . 新年初出勤なので、 大好きなタイドアップスタイル。
大切な宝物、
「#おうち時間」でゆっくりと読み返したいと思います。
息子でした。
「お気に入りの部屋着」
皆さま、こんばんは!
息子です。
本日はお気に入りの部屋着ということで…。
職場で購入したTATRAS(タトラス)のパーカー、着心地がよくてお気に入りです。
それでもインナーはYシャツですね。
雑誌ポパイのお好きな方ならわかってくださるかも?
シャツの袖が覗いている感じとか…。
襟が片方出ている感じとか…。
靴下のたるみ方とか…。
無駄なこだわりです(笑)
外出自粛とはいえ散歩には必ず行くので、そのまま外に行けるスタイルが部屋着として良いかなと思っています。
転職してから店頭でネクタイを締める機会が極端に減ってしまったため、休日はドレスアップしていることが多かったんです。あまり家にいることもありませんでした。
ただ、最近は家にいることが多い。
家でネクタイを締めていてもいいのですが…(笑)
自粛生活はもっぱらスウェットパーカーにショーツに落ち着きました。
楽チンですね!
外出自粛でも、色物を身につけて気持ちを上げていきましょう!
部屋着とは関係がありませんが、WEB上で素敵なアートの取り組みをされている方がいらっしゃいまして、父の作品も参加させて頂きました!ぜひご覧ください^^
https://13thirteenok.wixsite.com/artwork
息子でした。
タトラスのホームページです。
油絵画家の父、吉野光のホームページです。
父×息子によるブランドBright Manのオンラインサイトです。
Bright Man Official Shop 親子で作るブランド
アパレル販売員の「#おうち時間」
皆さま、こんばんは!
息子です。
お題「#おうち時間」
ということで。
セレクトショップの販売員は、
当然のことながらお店が開いていないと仕事ができません…。
コロナウイルスの影響で商業施設がクローズしている今、自宅待機している販売員の方は多いと思います。
私の異なる会社に勤める友人・知人の販売員の方々も、基本的には10日に1度出勤する程度。営業している他店舗に在庫を送ったり…どこも同じような感じですね。
4月の残りは数回出勤するかしないかという状況なので、しばらくの間は有給消化+会社からの補償で過ごすことになりそうです。
反面、妻はリモートワーク中。通勤時間が削減されたことで、かなりストレスフリーになったようです。(私も名古屋出張中は職場まで徒歩10分だったので快適でした…。)
洋服屋・販売員も何か新しい働き方を見つける必要があると昔から話題には上っていましたが、改めてその必要性を痛感しています。
もちろん、既に何かしらの副業をお持ちの販売員さんは多いと思います。
私は今すぐに何か新しい働き方を見い出すことができないので…。
おうち時間は以下のように活用しています。
①インスタグラム更新(主にDM)
arou on Instagram: “お洒落でコロナに打ち勝つ! . ソリードの新しいルックがとてもステキです! @tatras_official @tatras_conceptstore
幸いなことに投稿を楽しみにして頂いているお客様も多いのです。最近では投稿よりもDMを通したお客様とのコミュニケーションツールになっているので、1つの仕事だと考えております。
インフルエンサーを目指すというのも販売員の新しい仕事の1つですよね。
弊社ホームページも是非ご覧下さい。
https://tatrasconceptstore.com/
TATRASはダウン以外にも春夏アイテムも豊富で、様々なセレクトブランドを扱っているんです!
②ブログ・ツイッター更新
新作が仕上がると、父から写真が送られてきます。それをスキャンしてホームページに載せます。その作業が小さな喜びだったりもします。
— 我朗 (@arooo06) 2020年4月16日
それにしても何故UFOなのか。
可愛いけど。https://t.co/bKjyCZTjfj#吉野光 #油絵 #絵#イラスト#絵描きさんと繋がりたい pic.twitter.com/sTKVd4mGCh
こちらは父、吉野光の油絵作品を世に広めるためですね。関係のない内容も沢山投稿していますが、それも1人でも多くの方に父の作品をご覧頂くきっかけになればと思ってのことです。
ツイッターで繋がっているお客様もいらっしゃるので、こちらもやはりDMを通したコミュニケーションツールです。コメントを頂けた時は嬉しいですね!
アパレル販売員にとっても複数のSNSの活用は必須です。ただ、プライベートとの線引きも必要です。
③読書
自宅待機は最高のインプット期間とポジティブに捉えてます。
読書に割く時間が3~4時間と一番多く、話題の「1兆ドルコーチ」を丁度読み始めたところです。
コーチングには興味があったので期待大。
書評を載せたいと思います。
付随してファッション関係の参考書も再び読み返しています。
我ながらよく飽きないですね~。
④半分主夫
ご飯は妻が作ってくれるので、せめて後片付けと掃除洗濯を…。
洗濯は職業柄どうしても私がうるさいので、任せてくれます(笑)
ただ、家事においては至らない点が大く、指導してもらうことも多いです。
昨年の10月まで母と2人暮らしだったのですが、しょっちゅう笑いながら怒らていましたね。「手伝ってくれるは嬉しいけど、手伝いの後片付けが必要。」同じことを妻にも言われました。特に水回りとか…。善処します。
外出自粛がお母さん、奥さんに感謝する良い機会になった方も多いのでは?
こうして何とか時間を無駄にせず、日々を過ごせているかなと思います。
常にポジティブにいましょう!
息子でした。
書評「やめるときも、すこやかなるときも」窪美澄
皆さま、こんばんは!
息子です。
愛してやまない小説家、窪 美澄さんの作品
「やめるときも、すこやかなるときも」
を読み終えました。
①あらすじ
毎年12月のある時期に声が出なくなる家具職人の壱晴と、
印刷会社に勤めながら両親を養う男性経験に乏しい会社員の桜子。
共に32歳の2人はあるきっかけで一夜を共にするが後日仕事を通じて再会し…。
様々な苦悩を抱えながらそれぞれの人生を歩む2人が、痛みを分かち合い、乗り越えて歩み寄っていく。
人を愛することとは、家族とは、人生における幸福とは何かを読者に訴えかけてくる作品です。
②敬愛する窪美澄という小説家と、代表作「ふがいない僕は空を見た」
あらすじだけですと、
何だかありふれた小説作品ですよね。
本作の書評の中で小説家の山本文緒さんはこうおっしゃってます。
「人間の交わりとは体の交わりと切っても切れない、そのどうしようもなさを描く。それが窪作品だった」と。
そうなんです。窪さんの作品には兎に角切ない背景を持つ人物同士の性描写が多く、読んでいて辛いのオンパレード。
それでも読後は生きることの喜び、悲しみ、痛みが一気に押し寄せ、毎朝自らの目で世界を見ることができ、大切な人が今生きていることに感謝せずにはいられなくなります。
私は日本文学科に在籍していた大学生の頃に窪さんの魅力に取り憑かれ、読後はその世界観から抜け出すことにいつも必死でした。
窪さんを「ふがいない僕は空を見た」でご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。2012年に映画化もされましたね。
一回り以上歳上の主婦と週に数回コスプレセックスをする男子高校生。そして、それに気づいている同級生の女子高校生。
好きでも嫌いでもない男と結婚をし、愛を感じないセックスを重ね、その姑に不妊治療を迫られる嫁。
父親が自殺し母親には見捨てられ、痴呆の祖母と団地で2人暮らしの男子高校生。そしてバイト先のホモセクシャルだと噂の先輩。
シングルマザーで子育てをしながら助産院を営む母親。などなど。
それぞれのヘビーな物語がしっかりと繋がる連作で、読後は本当に本当に、
「はぁぁあぁぁぁ…。ああぁぁぁぁああ…。」となります。
「性」と「生」というずっしりとしたテーマを軸に、そのテーマを登場人物たちがその人生を持って語ってくれる。
私は窪さんの作品には一貫してそんなイメージを抱いています。
③「やめるときも、すこやかなるときも」は一味違う。
しかし今回の作品には少し驚かされました。
冒頭の山本文緒さんの書評をもう一度見てみると。
「人間の交わりとは体の交わりと切っても切れない、そのどうしようもなさを描く。それが窪作品だった」
「それが窪作品だった。」
そう、過去形なんです。
書評はこう続きます。「しかし本作はその描写を注意深く割愛して、心を交わすことに焦点を当てた。」
本作には性描写が無いんです。
○○と言えば!の○○が無いんだから驚きました。
性描写が苦手な方にもオススメできます。
主人公2人の心情を丁寧に表す文章が多く、今までのどの作品よりも、とっぷりとその世界観に浸ることができました。
壱晴の家具作りには一途なのに女性にだらしない感じや(下半身がだらしないという描写には笑いました。)、実はそこには100人が100人納得するわけではない理由があったりする感じも、切ないけれど少し共感?してしまったり。
それを知りつつ「この人と結婚する」と勝手に決めて近づいていく桜子には、会社が倒産し「良き父親から悪い父親に変わってしまった父親の良い例」みたいな父親と、そんな父親に耐える母親がいて。
妹は授かり結婚し家を出て、自分とは対照的な生活を送っている。自分はこのままどうなってしまうのか。悩みに悩むわけです。
桜子の父親は最低ですが、私は最後の最後で彼の悲痛な叫びに泣かされました。
桜子のお父さん、本当に辛いです。
桜子の家庭が何だかとてもリアルで。
それでも、これからこの家族は良くなる!と思いたくなる結末でした。
2人の男女の恋愛物語というだけではない、中身の濃い作品です。
私の両親は幼い頃に離婚しているので、「家族」というものに対する想いが人一倍強いからそう感じるのかもしれません。
窪さんの実のお父様も会社経営に失敗?されているとか。
実話なのかもしれませんね。
様々な家族の形が詳細に描かれていることが、本作の大切な要素だと感じます。
こんな世の中だからこそ、家族の在り方、生き方、見つめ直してみませんか?
息子でした。
息子のインスタグラムアカウントです。
→www.instagram.com/arou_tatras/
油絵画家の父 吉野光 公式サイトです。
至高の靴下
皆さま、こんばんは!
息子です🙋♂️
本日はお洒落にかかせないアイテム「靴下」のお話し。
靴下って洗濯するとモケモケになったり、すぐ穴が空いてしまったりしますよね?
セレクトショップ販売員の私がオススメの至高の靴下をご紹介させて頂きます!
本日は待ちに待った食料品の買い出しでした。
ジャケット:ブルックスブラザーズ
ネクタイ:ビームス
パンツ:ユニクロユー
ソックス:タビオ
シューズ:ジーエイチバス×ディストリクト
ブレザー+チノパン+ローファーというアイビールックスタイルに、ポロシャツ+ネクタイという70年代後半のシティーボーイスタイルの要素をミックスしてみました。
本家のスタイリングではラコステのポロシャツですね。
本日はユニクロに敬意を示したかったので…。
さて、本日のスタイリングは「赤」がキーカラーです。
どうも小物で色を合わせがちです。
そんな色合わせに重宝する、私が愛してやまないソックスがこちら!
フィット感が良いのはもちろんですが、何より洗濯に強く耐久性がある。
販売員という職業柄、ものすごく歩くんです。
1日2万歩以上歩くことが多いことに加え革靴を履くことも多いので、靴下の消耗が激しいんです。
3足1000円のソックスは洗濯に弱かったり、すぐ毛玉になる…。
1足3000円以上するソックスは抜群の履き心地の反面、一瞬で穴が空いたり…。
色々試してたどり着いたのがTabioさんでした。
このキナリカラー、良すぎて5足買いました(笑)
限りなくホワイトに近いので、どんなコーディネートにも合います。
お客様にもオススメしてます。
マルチボーダーも良いですね。
ちょっとポールスミスっぽくて好きです。
Tabioさん、お世話になってます。
本当におすすめです。
お休みの日はカラフルに、
お仕事の日はシックに。
春夏はパンツの丈も少し短くなりますし、足元のオシャレを楽しましょう!
息子でした。
アート×ファッション
皆さま、こんばんは!
息子です🙋♂️
少しずつ父のホームページを更新しております。→https://yoshino-hikaru.com
グッズを販売するBASEのページも更新しております。→https://hikaruworks.thebase.in/
親父で作るブランド Bright Man のロゴTシャツ、値下げしました!
Bright Man…画家の父、吉野光とアパレル販売員の息子、藤長我朗親子によるブランドです。
ブランド名は2人の名を英訳した際に共通するBrightという単語から。明るい人、朗らかな人という意味です。
ブランドコンセプトはBe Bright。身に付ける方自身や日々を明るく朗らかに。という想いを込めました。
ロゴTシャツについてはこちらの記事もご覧ください!→https://arou.hatenablog.com/entry/2019/06/25/223832
グッズのページ、もっとしっかりと商品画像を増やす予定です。先輩・友人に協力を仰ぎ、モデル画像も沢山増やす予定です。
アート×ファッション、今年は力を入れていきます!
お楽しみに!!
息子でした。
息子のインスタグラムです。→https://instagram.com/arou_tatras
ライダースジャケットの着こなし
皆さま、こんばんは!
息子です🙋♂️
ひっそりとアイコン変えました。
MEN'S CLUB 19年11月号に載せて頂いた、懐かしのスナップです。
ライダース:EN ROUTE
ジャケット:SOLIDO
シャツ:BROOKS BROTHERS
タイ:STEPHEN WALTERS
ボトムス:ENROUTE。
シューズ:PARABOOT × UNITEDARROWS
日本×アメリカ×イギリス×フランス
のスタイリングですね。
アンルートとソリードが日本。
スティーブンウォルターズがイギリス。
パラブーツがフランス。
同時に様々な国を身に纏えちゃうんだから、洋服って楽しいです。(正統派な着こなしがお好きな方には理解し難いスタイリングかもしれません…。)
ネットでも特集ページが組まれています↓
https://www.esquire.com/jp/mensclub/gmp30410482/outer-leather-200106/
私は3番目?くらいに登場してます。
私はライダースを着る場合はほとんどタイドアップです。
ライダース+ネクタイの、正統派な着こなしではない感じが好きなんです。(一つの着こなしとしては確立されています。)
例えばこんな感じ。
こちらは全部アメリカですね。
春夏は軽快に見えるのでダブル幅3cmのコットンスラックスの出番が増えます。
もちろん、カジュアルに着ることもあります。
やっぱりアメリカですね。
カットソーのみオリジナルです。
私と父の親子で作るブランドです。
Bright Man Official Shop https://gsfr3.app.goo.gl/9CTb33
こちらからご覧ください。
ユナイテッドアローズ時代の通勤時は、スーツの上から着ていました。
上のスナップ写真のスタイリングは、裾の出方も気に入っています。
他の2つのスタイリングも裾は出します。
日本人は中途半端に裾が出たりすることを嫌う傾向が強いので、あまり見かけないスタイリングですね。
私が勤めるTATRAS(タトラス)はダウンを主に扱う会社・ブランドですが、やはりインナーが出るか出ないかを気にされるお客様は本当に多いです。
でも、お客様にはスタイリングの幅を狭めて欲しくないので、どんどんご提案します。
ライダースジャケットだって、どんどんインナーの裾を出していいんです!
余談ですが、
スタイリングは着こなし
コーディネートは着回し
です。
これ間違っている販売員が本当に多いです。
どこかのお店に立ち寄られた際は、いじわるして質問してみても面白いかもしれません(笑)
外出自粛でなかなかフラストレーションが溜まりますが、散歩に行く際はオシャレをして気分を上げましょう!
勿論、いつもと少し違うスタイリングで。
いかがでしょうか?
息子でした。
TATRASオフィシャルサイトです↓
https://tatrasconceptstore.com/
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